ActOne

Act One 2024年1月21日 夜公演の感想文です。

 

1回しか見に行けず、克樹を見ることに全集中していたため内容の記憶があまり無いですが、印象に残ったところを書き留めていきます。

 

【冒頭】

ほぼ記憶がありません。インターネットで「急に喧嘩が始まる」というレポを見ていたので、本当に前触れなく喧嘩が始まったときに「噂に聞いてた突然喧嘩だ!」となるアハ体験がありました。

 

HiHi Jets

1曲目に猪狩運転車で登場するBOOOOOST UP!!!!! が景気良くて新年早々縁起のいいものを見れた気がします。ブーストアップは個人的に曲が好みでついペンラを振ってしまいたくなりましたが、ここは帝国劇場!と自覚させ何とか気持ちを抑えて見てました。和太鼓をパフォーマンスに取り入れたり、無所のジュニアを一番表に出してたのも含めて今までのジャニーズの舞台の要素というか、事務所の伝統を一番取り入れていたのがハイハイだったような気がします。

 

テーマは「自由」でしたが、伝統を取り入れるというのは私の中で「自由」とは逆の意味を持つイメージだった (なんなら帝劇に無論無論無論…のテロップを出してた侍の方が自由に近いと思ってた) ので、ハイハイ本人達が考えてた「自由」って何なんだろうなと観劇しながら考えていました。

 

【7 MEN 侍】

自担が作曲してたという特大サプライズが後々判明しましたが、オペラで克樹をひたすら追いかけてメロメロしていたせいでカオスキラーの記憶がほぼ残っていません。出だしがアラブ音階のやつ(?)で「確かに克樹はこういうの好きそうだな〜」と思った記憶がうっすらとあります。キンプリのバックに行かなかったため歌って弾いて踊る克樹を見るのは約半年ぶりでしたが、相変わらず効果音がパツパツテカテカツヤツヤバキバキで見ながら最高最高最高……と唱えていました。克樹って本当にビジュアルの景気が良すぎて365日謹賀新年。

 

セットは確かに他のグループと比べてかなりデカかったですが、平均身長169cmのちいこ侍がWildというテーマをいかに表現するかとなると大きくてゴツいセットは必要になるのかなとも思ったりしました。

 

パフォーマンス中の熱気を見てると去年の夏の思い出が蘇ってきて「あの時本当に楽しかったなぁ…」と感傷に浸る瞬間が何度もありました。もう半年以上経つのに未だに楽しかった記憶が新鮮に蘇ってくるサマパラって本当に最高だったんだなあ。

 

【美少年】

那須がカッコよすぎてオペラでずっと那須を見ていため、パフォーマンスで何をしていたとかあまりよく分かりませんでした。(最悪)

 

いつの日かの宗教画もそうですが、美少年が自分たちの容姿を宗教に使うことのファンなので後ろの顔面ステンドグラスを見て心の中でガッツポーズをしてました。

 

あと、シンプルな感想ですが大昇って本当に歌が上手いと改めて感じました。声量があったり音程が正確という技術的な部分は勿論なのですが、聴いていて心を揺さぶられるというか (表現が難しいですが) 歌詞にある心情を歌い手も心からそう思っていると伝わるような表現ができる人だと思います。

 

【少年忍者】

4グループの中で一番衝撃が大きかったのが少年忍者かもしれません。人数が多いから迫力があるというのはそうなのですが、人数が多いだけではなく各々が強みを持っているからこそパフォーマンスに情熱を持たせることが出来るのではないかと思いました。あと、ひたすら踊ったり飛んだり回ったりした後に超キラキラソング太陽の笑顔になり「太陽の笑顔って本当に良い曲で…」とメソメソしてしまいました。太陽の笑顔は明るいけどどこか切ない曲なので。

 

少年忍者については誰かをオペラで追うのではなく終始全体を見ていました。みんな素晴らしかったのですが、個人的には川崎皇輝と元木湧が群を抜いて目を引くように見えました。あと、生で見ると田村海琉の突然抜擢されたセンター特有の輝きのようなものが凄く感じられて、どうか様々な事由に屈することなく頑張って欲しい…としがない他担ながら思いました。

 

【無所】

岸鍋をオペラで追いかけてました。驚くほど記憶がありません。

 

【闇を突き抜けて】

克樹が黒テカシャツのボタンをありえないくらい開けてた記憶が鮮明に残っています。胸元半分くらい開いた黒テカシャツ×ダボダボダメージデニムで恒例の濃厚味付けダンスしてたのが本当にハイカロリーで大笑顔になりました。

 

【NOT ENOUGH & シャッフルA】

 

 赤スーツの克樹が本当に景気が良かったです。アクトワンの期間中はいつにもまして肌がテカテカしてたしシルエットも厚みがあったので、当日N回目の「自担のビジュアルで新年明けましておめでとう!」を体感しました。

 

シャッフルについては、少年忍者のラップダンス選抜ユニットで黒田のKPOP染め上げ力凄すぎると思いました。あと、Welcome to Tokyo ユニット(瑞稀/嶺亜/大光/猪狩/大昇/織山)のメンバー選抜がバランス良すぎてプデュのグループバトルのアベンジャーズ世界線でした。いつかこのメンバーで Body&Soul をやっていてもおかしくない。

 

【エンディング】

久しぶりに煌びやかな白スーツジュニアを見て眩しいなあ、新年開けたなあと思いました。克樹に集中していたのでそれ以外の記憶がありません。

 

【総括】

去年までの正月帝劇に比べると主演の4グループに関してはかなり平等な立場・分量でパフォーマンスをしているように感じました。

 

私はわっしょいCAMPの参戦を政治行為と呼んでいましたが、ジュニアの合同現場というのはどうしてもナショナリズム(自軍至上主義)の殴り合いみたいになってしまう部分があると思います。ただ、今回はわっしょいのようにグループによって尺に偏りがあった訳ではなく、持ち時間は同じで構成も各々考えるということだったので、4グループをかなりフラットな視点で見ることができる現場だったのではないでしょうか。(結局は観劇者の気持ち次第ではありますが) 他のグループを集中して見る機会が生まれ、様々な発見が出来たり良さに気付けたのではないかと思います。

 

勿論、ジュニアの中に序列があり、序列によって分量に差が生まれるのが不可抗力であることは重々承知していますが、ACT Oneを通じて、たまにはこのように各グループが平等にパフォーマンスできる合同の現場があってもいいのではないかなと思いました。