架空のアウトライン 感想

どうも、無常です。

 

今回はげんじぶ春のホールツアー「架空のアウトライン」の感想を書きます。当方は4月26日の大阪公演1回しか行ってないため記憶が曖昧な部分も多く、またげんじぶのライブを見るのは実は今回が初めてなので、このブログを読んで「いやそこはこんな解釈じゃないだろ」とか「一体どこを見てるんだ」みたいに感じる方もいるかもしれませんが、一(いち)げんじぶ初心者オタクの雑なライブレポートくらい大目に見ていただけますと幸いです。

 

<1. マルチバースアドベンチャー

<2. 原因は君にもある。>

ステージ上は特にセットが無いかなりシンプルな状態でスタートしたような気がします。席が3階だったので一応双眼鏡は持って行ったのですが、いざライブが始まってみると「これは全体を見た方が良いのか!?それとも双眼鏡で光咲を見た方がいいのか!?」と迷ってしまい結局記憶があまりないという最悪の結果になってしまいました。なので1曲目と2曲目については本当に書けることがありません……最悪…… ただ「明らかに観測者、君のせいだ」の決め台詞を言う杢代の横長デカモニター抜かれ顔があまりにもカッコよすぎてその場面だけ今でもハッキリと思い出せます。やっぱりあまりにもカッコよすぎる顔ってライブの記憶を無くすほどバカな人間の記憶にも鮮明に残るらしい。

 

<3. シェイクスピアに学ぶ恋愛定理>

<4. GOD釈迦にHip-Hop>

ここから客降りゾーンだったと思います。お立ち台と客席の位置がめちゃくちゃ近くてげんじぶのライブ初参戦の私はけっこうビックリしました。いつもあんな感じなんですか?あとGOD釈迦ってペンラ振るの楽しすぎる(IQ10の感想?)。

 

<5. ダイヤモンドリリー>

<6. キミヲナクシテ>

<7. 貴方に溺れて、僕は潤んで。>

ダイヤモンドリリーの冒頭に要人が手紙を読んだりする演出があって、このあたりから今回のライブのテーマである「ストーリー性」が強く出てきたのかなと思います。基本的にげんじぶはどの曲も好きなのですが、特にこの3曲は個人的に気に入ってる曲なのでセトリ入りしてかなり嬉しかったです。ライブを楽しむうえで重要なことには歌とかダンスとか演出とか色々あると思うんですけど、結局自分の好きな曲をやってくれることがライブを楽しむために大切な要素だと個人的に思ったりするので(ダイヤモンドリリーは勿論やると思ってたけど)キミヲナクシテと僕潤については今回やってくれて本当にありがとう~という気持ちでした。

 

<8. 美しい人>

<9. In The Nude>

げんじぶのライブ映像を見てると「この演出羨ましいな~他のアイドルにもやってほしいな~」と思う場面があるのですが、今回に関しては美しい人の演出がまさしくこれでした。とても大まかに説明すると、暗めの照明の中でげんじぶが横一列に並んだ椅子に座ってめっちゃ偉そう&ややエッチな振り付けをしながら歌ってたのですが(雑説明すぎ)なんか本当にみんな高貴で美しくて「この世に存在するアイドルは全員これをしなさい…」と思ったりしました。顔がカッコよくて綺麗なアイドルなんて偉そうにしてればしてるほど良いので。一人一人どんな感じだったかまでは覚えてないのですが、確か空人はめっちゃ大股開けて座ってました。電車内だと間違いなくマナー違反ですが美しい人をやってる最中はデカ態度であればあるほど良いので全然OK(当方は空人のたまに出るオラオラキャラのファンをやっています)。光咲は足組んで座ってたんですけど、あまりの綺麗さと気高さで小泉光咲立憲君主国を建国してました。この美しく気品のある流れで In The Nude が始まるのも良かったです。改めて聴いても In The Nude って曲がお洒落すぎるし、生で見るとより一層パフォーマンスに引き込まれるような気がします。私の周りのげんじぶオタクには In The Nude 大好き勢が多いなと以前から思ってたのですが、今回初めて生で見てその理由が分かりました。

 

<10. 推論的に宇宙人>

<11. チョコループ>

光咲があまりにも可愛すぎて光咲しか見てませんでした。私が見に行った日はほっぺをぷくぷくさせてる光咲に空人が横からほっぺをつついたりしてて終始シルバニアファミリー実写版でした。多分光咲って自分を相当可愛いと自覚してるからあんなことをやってると思うのですが、実際に顔が可愛い人が自分の可愛らしさを理解してこちらに愛想振りまいてくれるのって本当に有難いことだな~と思いました。

 

<MC>

あまり記憶にないのですが、光咲がレスポンスする観測者の声を聞いて「いい声ですね~」と心から思ってるのか思ってないのかよく分からないような低いテンションで2回も誉めてたのが今思い返しても面白かったです。

 

<12. 545>

何故かここも記憶が無いです。美しい人~チョコループまでの怒涛の高低差で脳みそがやられてたんだと思います。

 

<13. ラベンダー>

ピアノ伴奏のしっとり系アレンジになってたのでメンバーの歌声がよく聴けたし、改めて光咲の歌が好きだなと感じました。私はその人の気持ちが伝わる歌声や歌い方をしてる人が好きなのですが、光咲の歌って聴いてると歌にすごく意志があるように感じるんですよね。技術的にこうだから…とかは上手く説明できないのですが、歌っている歌詞の言葉が他人事ではなく本当に光咲が心の底から思っているように聴こえる気がします。そういうところをラベンダーで改めて感じることができて、とても満ち足りたような気持ちになりました。

 

<14. ケイカクドオリ>

<15. Museum:0>

イカクドオリは曲に合わせてペンラ振るのが楽しすぎてあまり記憶が無いです。私ってあまりにも楽しいと記憶が飛ぶ傾向にあるらしい。でも本当に楽しかったので今回だけじゃなく今後もライブでやってほしいなと思います。また、Museum:0 は個人的にパフォーマンスが特に好きな楽曲なので今回生で見れて本当に嬉しかったです。凌大の「Welcome Back Museum:0」から光咲の落ちサビになる場面でバックのモニターが模様からメンバーの映像に切り替わったのですが、横長デカモニターに抜かれた光咲の顔が儚くて綺麗だったしその後ろに武藤潤の凛々しすぎる顔が映りこんでて光咲と武藤潤の顔面の温度差で風邪ひくかと思いました。

 

<16. 『誰も知らない歌』>

確か最初に本を手に取って言葉を朗読するようなシーンがあって、そこから曲が始まったような気がします。ぼんやりとした記憶しかないのですが、ステージに小物が置かれてたり曲が始まる直前にメンバーが投げた本がちゃんとステージから回収されてたり(全曲通してそうですが)特に『誰も知らない歌』では演出とか道具の使い方がかなり工夫されてるような印象を受けました。

 

<17. 夢に唄えば / 嗜好に関する世論調査 / ギミギミラブ / ネバーエンドロール / 桜Ground>

2回目の客降りタイム。私が今までにオタクをやってきた界隈では客降り=1階席のイメージだったので1階~4階の全階にげんじぶがいてビックリしたし、メインの通路だけじゃなくてブロックの間の通路とかもちゃんと通ってて凄いなと思いました。光咲は最初4階にいたので1階に降りてからしか様子を見れなかったのですが、貴族のお手振りをしながらオタクの間を通っててこちらも大笑顔になりました。

 

<18.  THE EMPATHY>

<19. 原因は自分にある。>

記憶があまり無いのですが、ああもうライブが終わるな~としんみりしてました。 THE EMPATHY って何度聞いても曲調がライブのアンコールで流れるバイバイソングすぎる。

 

<20. 灼けゆく青>

今回ネタバレはあまり見ないでライブに行ったのですが、突然「灼けゆく青」が流れたことがけっこう衝撃的でした。最後スモークがたかれてる間にステージからメンバーが消えて終演のアナウンスが流れたのですがこの終わり方もかなり驚きました。今まで見てきたアイドルのライブは最後に分かりやすい締めくくりとアンコールがあって終了という形が殆どだったので今回のような終わり方はかなり意表を突くものでしたが、ストーリー性を重視したライブということを踏まえると、このようにライブの終わり方で観客に衝撃を与えることも構成上のひとつの意図だったのかなとも思ったりします。

 

<総括>

今回のライブを通してまず思ったことは「複数公演入ればよかった…」という後悔です。冒頭の感想でも書きましたが、全体の動きや演出も見たいのに光咲も見たくて目が足りない!という状況がずっとあったし、ライブのストーリーの解釈も正直1回見ただけでは全然脳の余裕がなくて出来ないので、本当に今回のライブを楽しみながら内容やストーリーの解釈を自分なりに落とし込むのであれば最低2回以上は見に行った方がいいと思いました。ただ、1回しか入ってないから今回は楽しくなかったのか、満足できなかったのかというと全くそういう訳ではありません。本人たちはストーリー性を重視していると言ってましたが、実際には可愛い曲もカッコいい曲も脳みそ空っぽにしても楽しめる曲や場面はたくさんあったし(例えば美しい人、推論的に宇宙人、ケイカクドオリとか)客降りタイムが結構あったのも考えると、ストーリーの解釈をしなくてもライブを楽しめる余地を十分につくっていたような気がします(実際今回見に行って私はかなり楽しいライブだと思いました)。というか今回脳直で楽しめた曲って意外と仮定法のあなた(EP)に収録されてる曲が多くて、ライブの核となる方向性はEPに沿っていますが、実際にライブでコンセプチュアルな場面を担っていたのはこれまでの曲だったのかなとも思ったりしました。いずれにせよ、次の5周年ライブとぴあアリへの期待も更に高まったので次の現場に向けて勤労と節約頑張るぞー!!

SODA presents Battle of ROCK ~Mission of 7 MEN 侍~ 感想

どうも、虚無です。

 

今回は4月23日~24日に開催された対バンの感想を書きたいと思います。

今回の現場は2日間ともかなり楽しくて記憶が飛んでいる部分も多々あるので、感想文というよりは雑なレポートみたいな感じになると思いますが、もし良ければ最後まで読んでいただけますと幸甚です。。。

<1曲目:Chaos Killer / 7 MEN 侍>

最初にカオスキラーのイントロが流れて台の上にに乗ったセブンメンが登場!みたいな感じのオープニングだった気がするのですが、全員揃ってのパフォーマンスを見るのが1月のAct Oneぶりだったので、曲がカッコいいのもそうなのですが久しぶりにグループでパフォーマンスしてるセブンメンが見れたことに対する喜びと興奮でアドレナリンがドバドバ出てました。正直記憶はあまり無いです。。。

<2曲目:SAMURAI / タッキー&翼

SAMURAIもサマパラ以来久しぶりに見たのでめちゃくちゃ楽しかったです。ペンライト持ち込み禁止だったので手持無沙汰で上手く乗れるかと不安でしたが全然大丈夫でした。ワンツースリーフォーファイブシックスセブン!でこぶし突き上げるの楽しすぎる。こんなに盛り上がれる曲を残してくれてありがとうタッキー。

<3曲目:サムダマ / 7 MEN 侍>

ここら辺は本当に脳波ドバドバゾーンでした。確か去年のサマパラもセトリがSAMURAIの後にサムダマだったと思うのですがサマパラの時も今回も声出しこぶし突き上げで楽しすぎて記憶が全然無いんですよね。嶺亜がオタクにタイマンを申し込んでくるのもサマパラぶりでこれこれこれ~!!という感覚でした(薬物中毒?)。SAMURAI→サムダマの流れでしか得られない脳への特殊効果みたいなものがあるのかもしれません。

<4曲目:言葉より大切なもの / 7 MEN 侍>

こんぴーの歌い出しで会場から悲鳴が上がってました。言葉より大切なものをライブでやったのは多分2021年サマステが最後で、私自身も生で聞けたのは今回が初めてだったしすごく好きな曲なのでめちゃくちゃ嬉しかったです。間奏でりねれあ・やばこんぴのコンビ芸がモニターに抜かれてワーキャーなった後に克樹のしっとりしたピアノで一斉に会場が静かになるところでサウナ直後の水風呂くらいギャップがありました。

<5曲目:インスト / TRICKSのテーマ曲>

ジャズ調のお洒落な曲で最初は矢花が新しく作った曲かなと思ってたのですがTRICKSのCMソングらしいです。全然分かりませんでした。あと、琳寧のサックスがかなり上手くなったと思いました。(あまり良い言い方ではないですが)今まで琳寧のサックスについてはポップス向きの柔らかい音を出したいのかジャズっぽい硬めの音出したいのか方向性が定まってないなという印象があったのですが、今回は完全にジャズっぽい吹き方をマスターしていたように感じました。インストの雰囲気に一番合った演奏をしてたのも琳寧だったと思います。本当にどんな練習したの??

<6曲目:Beating Hearts / King & Prince>

琳寧・克樹・大光が高い段の上で踊ってたのですが、踊りにクセが無くてお手本みたいな琳寧とクセしかない足し算ダンスの克樹とスタイリッシュ上手すぎ大光のそれぞれのダンスの違いがパッと一目で分かるようなステージ配置で個人的には結構好きでした。あとやっぱり曲が楽しくてだいぶ体が動きながら見てたかもしれないです(迷惑)。乗りやすい踊りやすい曲って最高。

<MC>

1日目は軽めの自己紹介とお知らせのみでかなり短かったです。振り返ってみると持ち時間のうちかなりの尺をパフォーマンスに割いてたんだと思い、短い時間の中でもめいっぱい歌って踊って演奏してくれて本当にありがとう~という気持ちになりました。2日目のMCでは全国ツアーが発表されました。SAMURAIとかサムダマで興奮続きだったけどやっぱり現場の最中に次の現場を発表される瞬間が一番脳汁出る。ただこの時は全部で48公演もあるなんて思っておらず、帰りの電車で日程を見て時間・お金というオタク活動二大問題と向き合わざるを得なくなります。。。

<7曲目:Hot Night / 7 MEN 侍>

何故か記憶があまり有りませんが、キンプリバックに行ってなかったのでやっとアリーナというデカい箱でスーパー克樹タイム(ラスサビ前のラップ)を生で見ることができてよかったです。

<8曲目:Outrageous / SixTones

恐らく今回はサマパラでやった曲とセブンメンがよくパフォーマンスしていた曲を組み合わせたセトリだと思うのですが、サマパラから選んだ曲のなかにOutrageousが入ったのはかなり嬉しかったです。(少クラで映像化されていないというのもそうだし、オリジナルで考えた振り付けも個人的に好きです)サビ前の腕ぐるぐるダンスも見れて満足でした。Outrageousに"萌え"を感じれるのなんてセブンメンしかいない。あと出だしで克樹がサングラスをかけてるのですが、2日目にサングラスを外した瞬間のとてつもないキメ顔がモニターに抜かれて会場(というか多分元髙担)がどよめいてました。サマパラ初日のElectric Flowで顔面アップされた時もそうですが、克樹の顔面力が真に発揮されたときってキャー!じゃなくてどよめきが起こるんですよね、あまりにも顔圧が凄すぎて。

<9曲目:CALL / Love-tune

CALL大好きなので今回セトリ入りしてかなり嬉しかったです。何故か両日とも出だしの克樹のハンドスプリングを見逃したのが心残りです。気付いたらもう着地してた。あとAメロ冒頭の克樹と大光が歌うところで2日目はお互い向き合ってニコニコしてました。ぽたって本当にいつも突然やってきて何事もなかったかのように去っていく。Hot Night~Outrageous~CALLまでノンストップかつちゃんと歌ってパフォーマンスしてたのは今思い出しても凄かったと思います。矢花とかこんぴーとか細いけどみんなちゃんと体力あるんだな…と改めて感心しました。

<10曲目:先輩メドレー>

まさか1曲目が仮面舞踏会で始まるとは思わず出だしからびっくりしました。というか仮面舞踏会を選曲したのが誰なのか気になりすぎるので今度どこかの媒体で選曲経緯について喋ってほしい。あとシンデレラガールが一番最初に披露したバージョンだったのも嬉しかったです(ガルアワのストリングス有のアレンジも悪くはないのですが、シンデレラガールに関しては3人がギター持ってる方が個人的に好きなので)。今回は外向けのイベントなのでセブンメンのことを知らない人に少しでも盛り上がってもらうために新しくつくったのだと思いますが、そういう工夫というか、やったことのある曲だけでセトリを組んでもいいのにこの機会に新しい曲をやろうという心意気が私がセブンメンを好きな要因のひとつだなと改めて思ったりしました。

<11曲目:シャウト / 7 MEN 侍>

ここに来て記憶が無い。こぶしを突き上げるので楽しかったからかもしれないです。あと、冒頭の「ウォーウォーウォー」をオタクが斉唱する場面があってAct One のシャウト Nコン Ver. を思い出しました。

<アンコール:さよならまたねもうちょっと / 7 MEN 侍 with ヤバT&Novelbright>

皆さんハートを書いてくれて優しかった。あと、ありぼぼの超高音さよまたと竹中雄大の歌上手すぎさよまたが聴けたのはかなり貴重だったと思います。

<ヤバT&Novelbright の皆さんについて>

どっちの方がどうとかではなく、それぞれがそれぞれのやり方でとても優しくしてくれたと思います。ヤバTはバンドのノリ方を知らないジャニオタ相手に丁寧に楽しく教えてくれたし、Novelbrightはじっくり聴かせるライブという感じで(感じ方は人それぞれですが)個人的には退屈じゃない瞬間は無かったとように思います。あと、両日ともマイクの調子があまり良くなかったのかセブンメンとヤバTはあまりマイクに声が乗ってないように聞こえることが多かったのですが竹中雄大だけレベルが違いました。知ってたけど歌が上手すぎる。

<総括>

今回の対バンはとにかく楽しくて、今年入った現場ランキングをつけるなら他と大きく差をつけて対バンが現時点で1位と言えるくらい良かった現場でした。楽しさで言うと実質サマパラ。あと先ほど琳寧のサックスが上手くなったという話をしましたが、嶺亜の歌もかなり良くなってたと思います。嶺亜の歌についてはDADDYを経て一皮剥けたように感じていたのですが今回また良くなったと思います。(具体的に言うのは難しいのですが、昔の嶺亜の歌声でよくあったキンキンを殆ど感じなくなった気がします)また、セブンメンのオタクって思ったより数いるんだなと思いました。チケットも結構出回ってたくらいなのであの会場にいたジャニオタ全員がセブンメン本命の人とは限らないと思いますが、ライブ中の盛り上がり方を見てセブンメンのオタクってこんなにいたんだ…と少しびっくりしました。次の現場はホールツアーなので、お金と休み確保のために勤労質素倹約を心掛け(戦時中?)TDCも地方も存分に満喫したいです!楽しみだーーー!!

GOOD -善き人- 感想

どうも、虚無です。

 

今回は GOOD -善き人- の感想文を書きます。いつもであれば内容と演出に分けて感想を書いていくのですがこの舞台についてはかなり感想があるので、殴り書きみたいになってしまうかもしれないですが記憶が消えないうちに書き留めておきます。

<あらすじ>※公式HP引用

ヒトラーが台頭し始めた1930年代のドイツ・フランクフルト。

 

大学でドイツ文学を教える“善き人”ジョン・ハルダーは、妻や3人の子供たち、認知症の母親の面倒をみながら暮らす良き家庭人であった。ただ一人の親友はユダヤ人の精神科医モーリス。彼には家族の問題や突然訪れる妄想について打ち明ける事ができた。その妄想は、幻の楽団と歌手が登場し、状況に合わせた音楽を演奏するというもの。現実と妄想の区別がつかなくなっていると、ハルダーはモーリスに訴える。一方、モーリスも、自分がユダヤ人であることで、ナチス反ユダヤ主義により、自分がドイツにいられなくなるのではないかという大きな不安を抱えていた。

 

そんなある日、ハルダーは講義を受ける女子学生アンから、このままでは単位が取れないと相談を受け、その夜自宅に彼女を呼んでしまう。夜遅く雨でずぶ濡れになって現れたアンに、彼は好意を寄せ、関係を持ち始めてしまう・・・。

<感想>

主人公であるハルダーの周りには当時のドイツ社会から異端と見られていた人達(ユダヤ人のモーリス、ダウン症の妻、認知症の母親)がおり、その関係性やハルダーの行動を通じてハルダーは果たして善い人だったのか、善い人とは何かということを問う舞台かなと私なりに推察しました。

 

この問いについては、自分自身の行動が善いことなのか問うていればその人は善い人と言えるんじゃないか、というのが私の答えです。

 

物語の最初の方のハルダーは、少なくともモーリスや妻や母親に対して思いやりの気持ちがあったと思います。モーリスのことはたった一人の親友としていたし妻や母親の面倒も一応ちゃんと見ていました。しかしナチスに入党したこと、生徒のアンと出会ったことで次第にその善良な人格は失われていきました。ハルダーは「自分が果たして善い人間なのか」ということを自問自答していたと思いますが、物語が進んでいくにつれて善い行動をしているのか自らに問うのではなく自らの行動を正当化する方向に進んでいったように感じました。アンが最後にハドラーのことを「善き人」だと呼んでたのはまさにこれを象徴していたように思います。

 

そもそもハルダーの安楽死賛成論文がナチスから評価されたのも、ハルダーがナチスで活躍することが出来たのも、ナチスが極めて非人道的な政策をやると同時にその政策は人道的なやり方で行われているという根拠が欲しかったからだと思います。これってナチスが自分達の政策を正当化してるってことじゃないですか?自分自身の行為の善悪を問う姿勢があればまだ分別はつくと思いますが、自分こそが正しいと思い込むとその人の中にある善良な心は無くなっていくんだなと思いました。ハルダーはユダヤ人でもなく障がいがあるわけでもなく当時の社会で排除される立場にいなかったからこそ、周りの環境で悩むことはあっても考え方次第で自分を正当化できるきっかけがあったのではないでしょうか。

 

あと、北川拓実が「何が善くて何が悪いかということは主観的なことで判断されるべきでは無く客観的な物事に拠るべきだ。主観的な考えには根拠も何もないじゃないか」みたいなことを言うんですけど、これに関しては「それは違うだろ」と劇中頭の中でかなり反論してました。前提として私は反差別主義・反優生思想・反安楽死の思想を持ってる人間なのですが、何故そういう思想なのかと言うとモーリスも言ってましたが人間って本当に色んな種類の人がいて、社会の利益に適った生き方ができる人もいればそうじゃない人も一定数います。私は、可能な限り多くの人が自分のやりたい事ができて嫌な気持ちを感じることがない社会というのが善い社会でそのような社会に携わることが善く生きることだと思っているので、理想とする基準をつくってそれに当てはまらない人を排除するよりも主観的な物差しであろうと各々が自分自身の考えに基づいて行動できる方がより多くの人が幸せに生きれるという意味で善いことだと思っています。要は社会の生産性よりも個人の幸せを重視すべきという発想です。というか善い行いが客観的に判断されるべきなのであれば哲学が発展することは無かっただろうし善く生きることを追求したソクラテスやカントの思想って何だったんだろうね?(そこまで言わなくても……)(でもこんなに怒れるくらい北川拓実の芝居は素晴らしかったです) あとこの超優生思想セリフは一回でいいから自担に言ってほしいなと薄ら思ったりしました。本能実直・ノーコンプラ意識が凄くて申し訳ない。

 

あと、ハルダーとモーリスの会話の中ではフロイトの話がちょこちょこ出てきます。改めて調べてみるとフロイトユダヤ人の精神科医で、劇中に出てくる精神分析というのはフロイトの提唱した精神の病の治療法のひとつで「無意識下に抑圧されていた感情や記憶を意識化し、受け入れることで気づきや症状の軽減を目指す」手法らしいです。そう考えると、ハルダーは無意識下に抑圧されていた感情(例えばナチスに入党した時の喜びなど)が脳内で奏でられる音楽という形で意識化される人だったのかもしれないと思いました。ハルダーは人格が変わったのではなく、元々無意識下に抑圧されていた別の人格が環境の変化をきっかけに表に現れただけなのかもしれません。

 

劇中にあったようなハルダーの人格的な変化は私たちにも遠い話では無いと思います。実際に今の社会でも介護に疲れて親を殺したみたいなニュースも珍しくないし、悪の感情は抑圧されて表に出てこないだけでそのストッパーが何かのきっかけで外れると人間は誰しも歯止めの聞かない方向に進んでいくのではないでしょうか。最初の話に戻りますが、だからこそ自分の行動が善いのかということを自ら見つめ直し問うべきで、その自問自答の過程があればその人は善い人と言えるのではないかと思います。

 

……なんか感想をひたすら綴ったら演出のこと一切書いてなかった!最後のアウシュヴィッツでステージの囲いが無くなったところでハルダーの目の前に起こったことが本当に現実なんだということが感じられて、舞台でしか出来ない凝った演出のように感じました。あと時系列が行ったり来たりするのでそのシーンの当事者じゃない人も同じ舞台上で座ってたり囲いの外でフラフラ歩いてたりするんですが、その人の座り姿とか誰がその場にいるのかとか見てると更に考察できそうだなと思いましたが、そこまで注目する脳のキャパシティーは無かったです。

町田くんの世界 感想

どうも、虚無です。

 

今回は川崎皇輝主演のミュージカル「町田くんの世界」の感想を書きます。

 

<あらすじ>※公式HP引用

物静かでメガネ。そんな外見とは裏腹に成績は中の下。アナログ人間で不器用。なのに運動神経は見た目どおりの高校生、町田一(はじめ)。
弟と妹4人の世話をしながら間もなく出産する母親を支え、家族全員から愛されている。
人間が好きで、その言葉と行動でみんなを変えて行く町田くんは、周りの人たちは気付いたら好きになってしまうような「人たらし」。

ある日、授業中に怪我をしてしまった町田くんが保健室に行くと、そこに授業をサボっていた同級生の猪原さんがいた。
猪原さんは彼の傷の手当てしてくれたにも関わらず、「私、人が嫌いなの」と言い放ちその場を去る。町田くんは彼女がなぜ周囲を拒絶しているのかが気になる。
それから間もなく、町田くんは猪原さんが街中でナンパされているところに遭遇する。思わず駆け出し「僕の大切な人なんです」とナンパを阻止する町田くん。「大切な人だよ。クラスメートだ」と紛らわしい言い方だけど、まっすぐに心配してくれる町田くんを猪原さんは強く意識し始める。
二人の距離は徐々に縮まっていくのだが…。

<ストーリーについて>

かなり大雑把にストーリーの内容をまとめると、町田くんと猪原さんが出会ってから二人が恋愛関係に至るまでの過程を主軸に、問題を抱えた人達と町田くんが関わることでその人たちも良い方向に進んでいくことを取り上げたお話です。

 

町田くんは「人類みな家族」の思想の下に行動している人なので、物語の中盤くらいまで町田くんは自分に好意を寄せる猪原さんの気持ちに中々気付きません。ある日、町田くんは幼稚園の頃の先生に遭遇し、婚活に失敗して結婚写真のお相手役がいなかった先生のために自分が新婦の代わりになって結婚写真を撮ります。当然町田くんにとってはその行動に下心なんて無いので、何も考えず猪原さんにその結婚写真を見せるのですが、猪原さんは自分以外の女性と町田くんが結婚写真を撮ったことにショックを受け町田くんに顔を見せなくなります。町田くんは猪原さんが自分を避けていることにひどくショックを受けますが、同時に猪原さんに対して他の人達とは違う特別な感情を抱いていることに気付きます。

 

町田くんはこれまで自分の周りにいる人たちは皆家族だと考えていました。皆家族だから誰かを特別に扱うのではなく皆に平等な愛を与えていました。しかし町田くんは猪原さんが自分の前からいなくなりショックを受けたことで初めて「猪原さんは他人なんだ」と気付きます。(ここのシーンが本当~~~~に良かった)人間が大好きな町田くんにとっては皆が家族だから、他人である猪原さんには「嫌われないように」ではなく「好きになって貰えるように」と感じるし、今までは人に心を与えていたのに他人の猪原さんに対しては心が欲しいと思うようになります。「他人」という言葉には普通冷たいイメージがありますが、町田くんの世界ではこんなに純粋で清らかな意味が付与されるんだと感動しました。

 

町田くんがなぜ人にここまで思いやりを持って接してるのかということについて「頑張ってる人を哀れんだりしないし、頑張ってるから人が愛おしい」と言っていたのですが、なんだか自分が想像していたよりもっと崇高なところに町田くんの行動原理があるんだなと思いそれもまた感銘を受けました。何か問題を抱えてる人に親切に振る舞う時って僅かでもその人を下に見たり哀れむ心があると思うんですけど、そもそも町田くんにとってその人は「問題を抱えている」のではなく「頑張っている」から家族のような気持ちでその背中を押してあげたくなるのかなと思います。

<演出について>

ステージの真ん中ににデカいお家?アスレチック?みたいなセットが置かれていて、基本的にそのセットの中でお話が進んでいくという感じでした。ひとつの大きなセットが学校や家やお店に見えるような道具の使い方や構成はすごいなと思ったし、けっこうな頻度でシーンが移り変わるのに全部十数人のキャストでセットの移動など全部やってたみたいなので場面転換とか結構大変だったんじゃないかなと思います。(でもそれを全く感じさせないスムーズさは見事でした)あと、出演しないキャストが袖にはけるのではなくステージの脇で座って待機してたのが珍しかったし、効果音をキャストで歌ったりしてたのも面白い演出だなと思ったりしました。演出家のウォーリー木下さんの舞台は去年ルーザーヴィルで観劇経験がありますが、小物の使い方が独特(クッションを町田くんの兄弟に見立てたり)なところとか、重要なワードをあえて演者本人に言わせないようなところは町田くんの世界にも共通してるような気がしました。

 

最後町田くんが猪原さんに告白する場面で回転するデカアスレチックセットの中で町田くんが猪原さんを探そうと奔走するシーンがあったのですが、奔走している様が町田くんが猪原さんへの気持ちに気付くまでの一年間の過程と重なってるような気がして、これまでの町田くんと猪原さんの思い出が走馬灯のように蘇ってきました。あと、雨の日に町田くんと猪原さんが景色を眺めるシーンでは暗闇に浮かぶセットを照明に照らして雨の景色を表現していたのですがとても美しかったです。

 

また、生演奏で演者がバリバリに歌上手いのが本当に最高でした。町田くんと猪原さんの歌はさすがに他のキャストと比べると粗削りな部分もありますが、その粗削りなところに主役らしさがあるかなとも思いました。

<総括>

町田くんの世界を見て私は心があったかく優しい気持ちになったのですが、現実には考えられないほど優しさと思いやりに溢れた話だからこそ感動したのかなと思います。なぜなら町田くんのように周りから愛されていて人徳の高い人間なんて恐らく現実世界にはいないので……

 

町田くんは問題を抱えていた猪原さんに平等な愛を与えることで猪原さんの世界を照らし、町田くん自身にとっても恋愛という新たな世界を経験するきっかけになります。猪原さんだけでなくこの物語に登場する全ての人達が町田くんの言葉によって世界が変わり良い方向に向かっていきます。町田くんは劇中に「気持ちは世界 世界は気持ち」という台詞を言います。町田くんのように人間が大好きで常に思いやりを持って行動することなんて到底できませんが、気持ち次第で自分の見える世界が明るく晴れたものにも暗く閉鎖的なものにもなるのなら、逆説的ではありますが自分の周りにいる人達をもう少し愛おしく大切にしていきたいなと思うところです。

 

 

ActOne

Act One 2024年1月21日 夜公演の感想文です。

 

1回しか見に行けず、克樹を見ることに全集中していたため内容の記憶があまり無いですが、印象に残ったところを書き留めていきます。

 

【冒頭】

ほぼ記憶がありません。インターネットで「急に喧嘩が始まる」というレポを見ていたので、本当に前触れなく喧嘩が始まったときに「噂に聞いてた突然喧嘩だ!」となるアハ体験がありました。

 

HiHi Jets

1曲目に猪狩運転車で登場するBOOOOOST UP!!!!! が景気良くて新年早々縁起のいいものを見れた気がします。ブーストアップは個人的に曲が好みでついペンラを振ってしまいたくなりましたが、ここは帝国劇場!と自覚させ何とか気持ちを抑えて見てました。和太鼓をパフォーマンスに取り入れたり、無所のジュニアを一番表に出してたのも含めて今までのジャニーズの舞台の要素というか、事務所の伝統を一番取り入れていたのがハイハイだったような気がします。

 

テーマは「自由」でしたが、伝統を取り入れるというのは私の中で「自由」とは逆の意味を持つイメージだった (なんなら帝劇に無論無論無論…のテロップを出してた侍の方が自由に近いと思ってた) ので、ハイハイ本人達が考えてた「自由」って何なんだろうなと観劇しながら考えていました。

 

【7 MEN 侍】

自担が作曲してたという特大サプライズが後々判明しましたが、オペラで克樹をひたすら追いかけてメロメロしていたせいでカオスキラーの記憶がほぼ残っていません。出だしがアラブ音階のやつ(?)で「確かに克樹はこういうの好きそうだな〜」と思った記憶がうっすらとあります。キンプリのバックに行かなかったため歌って弾いて踊る克樹を見るのは約半年ぶりでしたが、相変わらず効果音がパツパツテカテカツヤツヤバキバキで見ながら最高最高最高……と唱えていました。克樹って本当にビジュアルの景気が良すぎて365日謹賀新年。

 

セットは確かに他のグループと比べてかなりデカかったですが、平均身長169cmのちいこ侍がWildというテーマをいかに表現するかとなると大きくてゴツいセットは必要になるのかなとも思ったりしました。

 

パフォーマンス中の熱気を見てると去年の夏の思い出が蘇ってきて「あの時本当に楽しかったなぁ…」と感傷に浸る瞬間が何度もありました。もう半年以上経つのに未だに楽しかった記憶が新鮮に蘇ってくるサマパラって本当に最高だったんだなあ。

 

【美少年】

那須がカッコよすぎてオペラでずっと那須を見ていため、パフォーマンスで何をしていたとかあまりよく分かりませんでした。(最悪)

 

いつの日かの宗教画もそうですが、美少年が自分たちの容姿を宗教に使うことのファンなので後ろの顔面ステンドグラスを見て心の中でガッツポーズをしてました。

 

あと、シンプルな感想ですが大昇って本当に歌が上手いと改めて感じました。声量があったり音程が正確という技術的な部分は勿論なのですが、聴いていて心を揺さぶられるというか (表現が難しいですが) 歌詞にある心情を歌い手も心からそう思っていると伝わるような表現ができる人だと思います。

 

【少年忍者】

4グループの中で一番衝撃が大きかったのが少年忍者かもしれません。人数が多いから迫力があるというのはそうなのですが、人数が多いだけではなく各々が強みを持っているからこそパフォーマンスに情熱を持たせることが出来るのではないかと思いました。あと、ひたすら踊ったり飛んだり回ったりした後に超キラキラソング太陽の笑顔になり「太陽の笑顔って本当に良い曲で…」とメソメソしてしまいました。太陽の笑顔は明るいけどどこか切ない曲なので。

 

少年忍者については誰かをオペラで追うのではなく終始全体を見ていました。みんな素晴らしかったのですが、個人的には川崎皇輝と元木湧が群を抜いて目を引くように見えました。あと、生で見ると田村海琉の突然抜擢されたセンター特有の輝きのようなものが凄く感じられて、どうか様々な事由に屈することなく頑張って欲しい…としがない他担ながら思いました。

 

【無所】

岸鍋をオペラで追いかけてました。驚くほど記憶がありません。

 

【闇を突き抜けて】

克樹が黒テカシャツのボタンをありえないくらい開けてた記憶が鮮明に残っています。胸元半分くらい開いた黒テカシャツ×ダボダボダメージデニムで恒例の濃厚味付けダンスしてたのが本当にハイカロリーで大笑顔になりました。

 

【NOT ENOUGH & シャッフルA】

 

 赤スーツの克樹が本当に景気が良かったです。アクトワンの期間中はいつにもまして肌がテカテカしてたしシルエットも厚みがあったので、当日N回目の「自担のビジュアルで新年明けましておめでとう!」を体感しました。

 

シャッフルについては、少年忍者のラップダンス選抜ユニットで黒田のKPOP染め上げ力凄すぎると思いました。あと、Welcome to Tokyo ユニット(瑞稀/嶺亜/大光/猪狩/大昇/織山)のメンバー選抜がバランス良すぎてプデュのグループバトルのアベンジャーズ世界線でした。いつかこのメンバーで Body&Soul をやっていてもおかしくない。

 

【エンディング】

久しぶりに煌びやかな白スーツジュニアを見て眩しいなあ、新年開けたなあと思いました。克樹に集中していたのでそれ以外の記憶がありません。

 

【総括】

去年までの正月帝劇に比べると主演の4グループに関してはかなり平等な立場・分量でパフォーマンスをしているように感じました。

 

私はわっしょいCAMPの参戦を政治行為と呼んでいましたが、ジュニアの合同現場というのはどうしてもナショナリズム(自軍至上主義)の殴り合いみたいになってしまう部分があると思います。ただ、今回はわっしょいのようにグループによって尺に偏りがあった訳ではなく、持ち時間は同じで構成も各々考えるということだったので、4グループをかなりフラットな視点で見ることができる現場だったのではないでしょうか。(結局は観劇者の気持ち次第ではありますが) 他のグループを集中して見る機会が生まれ、様々な発見が出来たり良さに気付けたのではないかと思います。

 

勿論、ジュニアの中に序列があり、序列によって分量に差が生まれるのが不可抗力であることは重々承知していますが、ACT Oneを通じて、たまにはこのように各グループが平等にパフォーマンスできる合同の現場があってもいいのではないかなと思いました。